職人さんおすすめの外壁塗装の色は?
現場の様子もご紹介!~ケントリファイン様に聞きました!~
外壁塗装では、塗料の種類や色合い、金額など検討することが多岐に渡ります。
中でも色に関しては、周辺環境や景観との調和を考える必要があり、単純に「好きな色」というだけでは決定が難しい場合もあります。
そこで、当サイトに掲載しているケントリファイン様にアンケートをお願いし、人気のカラーや職人さんが本当におすすめしたい色・塗料など、外壁塗装に関する生の情報を伺ってみました。
また、職人さんのやりがいやお客様に言われて嬉しかったこと、お願いしたいことなど、現場で日々外壁塗装に関わる職人さんの思いも合わせて伺いました。
当サイトでは、外壁塗装を検討している方の疑問に応えるべく、外壁塗装に関するさまざまな情報をまとめています。
今回の現場の方の生の声と合わせて検討すると、色や塗料などがより決めやすくなると思います。
外壁塗装を検討中の方は、ぜひご覧ください。
※アンケート実施は2024年7月最近人気の外壁の色
※2021年~2024.7月現在
- 濃いグレー系
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スタイリッシュでモダンなイメージのグレーは、汚れが目立ちにくい“万能カラー”として人気です。また、明度の違いで与えるイメージがガラッと変わる色でもあります。
中でも濃いグレー系は重厚感があり、落ち着いた印象を与えます。
無彩色のためワンポイントやツートンカラーなど他の色との組み合わせでも使いやすく、周辺と馴染みながらデザイン性のある建物に仕上がります。
土埃や排気ガス、カビなどさまざまな中間色の汚れと同系色のため、立地を選ばず汚れが目立ちません。
- ブラウン系
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素朴で温かみのあるブラウンは大自然をイメージさせるアースカラーの代表格です。
外壁塗装の色だけではなく、レンガや木目調など素材自体でもブラウン系のカラーにでき、落ち着いた色で大人っぽく、高級感を感じさせる建物になります。
周辺の景観・建物とも馴染みやすく、外壁の色で周囲とトラブルになることは少ないでしょう。
明度の違いで印象が大きく変わるため、同色の明度違いでツートンカラーにするのもオシャレに仕上がります。
土埃や排気ガスと同系色のため、幹線道路沿いの立地などでは特におすすめです。
- ベージュ系
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2位のブラウンよりも薄い茶色で、周囲との親和性はピカイチです。
ナチュラルで優しい印象を与える色で、親しみやすさを感じさせる建物になります。
タイルやレンガをアクセントに使ったり、ツートンカラーで他色と合わせたりしても相性が良く、どんな屋根のデザインでも一体感を感じさせます。
明るい色のため人影が目立ちやすく、空き巣に狙われにくいことも魅力のひとつです。
色あせが目立ちにくく、さらに土や砂系の汚れが目立ちにくい色のため、畑やグラウンド近くなどの立地でおすすめです。
- 紺系
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ネイビーブルーや濃い青色などの紺系は、濃い色にも関わらずあまり重い印象にならず清潔感のある仕上がりで、都会的かつスタイリッシュな印象の建物になります。
付帯部を明るい色にしたり、ツートンカラーにしたり、木目調のデザインと組み合わせたり、と個性的なデザイン住宅にできる幅が広いのも特徴です。
青系は紫外線を反射するため濃い色にも関わらず色あせしにくく、爽やかで誠実なイメージが長持ちします。ただし、色あせするとそこがとても目立ちます。
なお、艶あり塗料にすると艶が強く出やすいため、どの程度の艶にしたいのか業者としっかり相談しましょう。
- 白系
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明るく開放感のある白系は清潔感を感じさせ、膨張色のため建物自体を大きく見せます。
外壁の全面を白で統一したり、白の中にポイント使いで異なる素材・色味を入れたり、ツートンカラーにしたり、とデザインで個性が出しやすい色でもあります。
白系にもさまざまな種類がありますが、一般的に太陽光を反射しやすいため、外壁の温度上昇を抑えやすいことも魅力です。
他色と比較して色あせが目立ちにくい一方で、汚れが目立ちやすい色でもあります。
そのため、こまめな洗浄などのメンテナンスが必要です。
外壁塗装に使われるさまざまな色について、詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装のカラー効果とイメージ職人さんが本当におすすめしたい外壁塗料の色
人気の外壁色について、1位から5位までをご紹介しましたが、実際に塗装を行う職人さんはどんな色がおすすめだと思っているのか聞いてみました。
現場の職人さんからは、ベージュ系がおすすめ、とのアンケート結果になりました。
理由は主に、以下の3点です。
- 理由1汚れが目立ちにくい
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周囲との親和性が高く、その分個性的にはしにくい色ですが、やはり汚れが目立ちにくい点がおすすめだそうです。
- 理由2退色の進行が濃い色よりも遅い
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「退色」とは色あせのことです。ベージュ系は濃い色よりも色あせやチョーキングに至るスピードが遅く、色あせが起きたとしてもわかりにくい点がメリットです。
- 理由3美観性が継続できる
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汚れが目立ちにくく、チョーキングや色あせなど劣化症状の進行が遅いため、美しい外観を長期間維持することが期待できます。
筆者の近隣はベージュ系の戸建て分譲地です。築10年以上、20軒以上ある戸建ての内、3分の2ほどはまだ外壁塗装を行っていませんが、確かにチョーキングや色あせなどの劣化症状は確認できません。
日当たりの良い建物が多いですが、それでもすぐに劣化症状が目に見えないのは、ベージュ系の塗装だからかもしれませんね。
その他、色に関することを聞いてみました
Q1:ケントリファイン様がおしゃれだなと思った外壁塗装の実際の依頼カラーはどんな色ですか?
A1:あまり我々でも見たことの無いような、既存にはない配色の外壁塗装はおしゃれだな、と思いました。
Q2:もともとの外壁の色と、まったく異なる色で塗装したお客様はいらっしゃいますか?
A2:少数ではありますが、いらっしゃいます。現在のイメージと変えたいというご要望でした。
あまり他では見かけないような配色の外壁は、確かにとてもおしゃれな印象です。
近隣から悪目立ちすることなく、個性を主張できる組み合わせの建物は、住んでいる方もきっとセンスの良い方なのだろうと想像します。
当サイトでもおしゃれに見える色の組み合わせなどを紹介していますが、思いもかけないような組み合わせのおしゃれ外壁があるのだと思います。
なお、Q1の回答にある「既存にはない配色」が実際にどのような色の組み合わせだったのかは、個人の特定につながる恐れがあるため掲載を控えさせていただきます。
また、外壁の色は建物の印象を大きく左右するため、Q2の回答にあるような「現在のイメージを変えたい」という目的での塗装も良いと思います。
最近人気の外壁塗装の塗料
※2021年~2024.7月現在
- シリコン系塗料
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価格と機能性のバランスが良いためとても人気があり、主流の塗料です。
汚れにくく、紫外線に強い「シリコン樹脂」が配合されており、それまでの主流であったアクリル系塗料やウレタン系塗料よりも耐用年数が長いにもかかわらず価格は多少高くなる程度です。圧倒的コストパフォーマンスの良さから多くの外壁塗装で使われるようになりました。
さらに色の種類が多く、さまざまな機能性を付加価値として持つシリコン系塗料も数多く販売されています。
コスパの良さ、色の豊富さ、選べる機能性の多さ、この3点がとても大きな魅力です。
コストパフォーマンスを重視する方、何を選べばよいのかわからない方にオススメの塗料と言えます。
シリコン系塗料について詳しくはこちらをご覧ください。
「シリコン系塗料」が一番人気!そのメリットとは
- ラジカル系塗料
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外壁塗装劣化の原因物質「ラジカル」の発生を抑制する塗料で、正式には「ラジカル制御型塗料」といいます。
ラジカルの発生を制御する白色顔料の「酸化チタン」や紫外線吸収剤、光安定剤などを配合しています。
劣化を遅らせるため塗料の耐用年数が長くなり、外壁の美観が長く保たれます。
当サイトでは塗料の種類のひとつとして紹介していますが、厳密には種類を指すものではありません。
塗料の種類は主に「何の樹脂を使用しているか」を元に判別されるため、アクリル系塗料でもシリコン系塗料でも、「ラジカルの発生を制御する白色顔料の酸化チタン」が含まれていれば、ラジカル系塗料と言えます。
そのため、耐用年数は含まれる樹脂によって大きく左右され、「ラジカル系塗料だから耐用年数が長い」とは一概には言えません。
しかし、ラジカルの発生を抑制する機能が付いていない塗料よりは、劣化のスピードが遅くなります。
ラジカル系塗料について詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装 ラジカル塗料(ラジカル制御型塗料)ってどんな塗料?
- フッ素系塗料
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防汚性・耐久性に優れ、東京スカイツリーやレインボーブリッジなど大規模建築にも使用されています。
フライパンのテフロン(=フッ素)加工や、虫歯予防のフッ素コーティングなどがイメージしやすいかもしれません。
フッ素塗料は「高耐久性塗料」とも呼ばれるほど高い耐久性を持ち、長期間外壁の美観を維持します。
また耐候性や耐摩耗性も高く、色あせや光沢の減少が遅くなります。
塗料自体の価格は高価ですが、耐用年数が長いためトータルのメンテナンスコストは下がります。
高耐久の塗料は新しいものも多く販売されていますが、フッ素系塗料は設定された耐用年数よりも長い歴史を持ち、大手メーカーが製造している点からも耐久性への信頼度は高いと言えます。
フッ素系塗料について詳しくはこちらをご覧ください。
「 フッ素塗料」ってどんな塗料?
- ナノテク塗料
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最新技術を駆使して開発された、比較的新しい塗料です。
ナノテクノロジーを活用した塗料で、ナノ(10億分の1)レベルまで小さくした樹脂に数多くの機能性を付加しています。
防汚性や耐候性の高さはもちろん、燃えにくい耐火性に優れ、シックハウス症候群になりにくいなど、他の一般塗料にはあまり見られない高い性能を持ちます。
新しい塗料のため価格が高く、扱える業者が少ないことはデメリットですが、取り扱いをしている外壁塗装業者の場合は十分検討する価値はあると言えます。
ナノテク塗料について詳しくはこちらをご覧ください。
「ナノテク塗料」ってどんな塗料?
- セラミック塗料
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セラミック(無機物)が配合された塗料のことで、ラジカル系塗料と同じく、塗料の種類ではありません。
シリコン系塗料やフッ素系塗料にセラミックを配合していれば、それぞれ「セラミック塗料」と言えます。
ベースにしている樹脂によって耐用年数や価格が異なり、セラミックが含まれている分ベース樹脂塗料よりも高価です。
含まれるセラミックの種類によって付加される機能が異なるため、希望する性能が高いセラミック塗料を選びましょう。
ちなみに、セラミック塗料にはセラミック含有率の明確な規定はありません。ほんの数%でも含まれていれば「セラミック塗料」として販売できてしまいます。また、塗りムラが生じやすいなど扱いの難しい塗料です。
セラミックを含むことで耐候性が上がるなど機能面の向上が期待できる塗料であるため、塗装する場合には経験豊富で信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
セラミック塗料について詳しくはこちらをご覧ください。
「 セラミック塗料」ってどんな塗料?
なお、当サイトでは今回ご紹介した5つの塗料以外にも、数多くの塗料をご紹介しています。
以下のページでご紹介していますので、ぜひ一度ご覧ください。
塗料の種類について詳しくはこちらをご覧ください。
初めてでもすぐわかる!外壁塗装の塗料の種類・グレード・選び方1位から3位までは、一般的に人気があると言われている塗料で予想通りでした。
4位、5位では、いずれかに価格の安いウレタン系塗料が入ると予想していましたが、ナノテク塗料とセラミック塗料でした。
ナノテク塗料はシックハウス症候群になりにくい塗料のため、アレルギーや健康に気を付けている方に人気だったのではないかと思います。
セラミック塗料は機能性の中に温度調節や断熱・遮熱性、防汚・防水などを含むものがあるため、機能性が高いセラミック塗料も含まれているのだと考えます。
2位のラジカル系塗料もそうですが、専門的な機能を持つ塗料が選ばれる傾向にあるように感じました。
職人さんが本当におすすめしたい外壁塗装の塗料はこれ!
人気の塗料について、1位から5位までをご紹介しましたが、実際に塗装を行う職人さんが本当におすすめしたい塗料について聞いてみました。
職人さんのおすすめ塗料
菊水ファインコートシリコン、ニッペファインSi、ニッペ オーデフレッシュSi
現場の職人さんからは、上記3点の塗料がおすすめ、とのアンケート結果になりました。
「菊水ファインコートシリコン」「ニッペファインSi」「ニッペ オーデフレッシュSi」の概要は以下の通りです。
塗料名 | メーカー名 | 主成分 | 機能 | 期待耐用年数 |
---|---|---|---|---|
菊水ファインコートシリコン | 菊水化学工業 | アクリルシリコン | 耐候性、耐久性、低汚染性 | 12~16年 |
ニッペファインSi | 日本ペイント | シリコン | 高耐候性、ひび割れ追従性 | 10~12年 |
ニッペ オーデフレッシュSi | 日本ペイント | シリコン | 防藻性、防かび性、低汚染性 | 12~15年 |
3種類ともすべてホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆で、シックハウス症候群になりにくい塗料です。
職人さんがおすすめする理由は主に、不具合の少なさです。
3つとも発売されてからの年数が長く、塗装実績も多いです。塗装してから年数が経つ建物も数多くありますが、施工後の急激な変退色や不具合はほとんどありません。
また、長持ちする塗料の種類では「クリーンマイルドフッ素」がおすすめ、とのことです。
塗料名 | メーカー名 | 主成分 | 機能 | 期待耐用年数 |
---|---|---|---|---|
クリーンマイルドフッ素 | エスケー化研 | フッ素 | 超低汚染性、超耐久性、防かび・防藻性、透湿性 | 15~20年 |
こちらもホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆です。
前の3種類同様、施工後の不具合もなく、長期間外壁の美観を保っています。
外壁塗装は頻繁に行うものではないため、一度塗ったらできる限り長期間トラブルなく過ごしたいですね。
その点、上記4つは安定した実績を持ち、機能性等にも問題がないため、おすすめされるのだと思います。
職人さんがやりがいを感じるのは?
工事後にお客様にご満足いただけることが一番のやりがいだそうです。
外壁塗装と一口に言っても、ただ「壁に塗料を塗る」という単純な話ではありません。
大なり小なり外壁に何かしらの不具合を抱えているケースが多く、細かな補修(外壁の反り、雨どいの破損、玄関タイルの割れなど)まで細かく調査します。その上で補修を含めた提案・見積もりを行い、お客様にご納得いただいてご契約に至ります。
ご契約後にも、塗料の調整や工期内に終わらせるためのスケジューリング、近隣住宅へご迷惑をお掛けしないよう細心の注意を払うなど、さまざまな工程を経て工事が完了します。
これだけの作業をしっかり丁寧に行うからこそ、工事後にお客様にご満足いただけた時はとてもやりがいを感じます。
外壁塗装を行う時には、付随する作業や業務が多く発生します。
その前段階としての提案・見積もりがあり、調査から含めて一連の施工業務を無事に正しく完了させること、ここに達成感とやりがいを感じるということです。
お客様に言われて嬉しかったこと
「御社に頼んで良かった」
「よい施工をしてもらったので今も綺麗で気分よく生活ができている」
そう言われた時はとても嬉しかったです。
依頼者側としても、決して安くない費用をかけて行う工事のため、完成までは不安があると思います。足場等を外して完成した建物を見た時は、キレイになってとても嬉しいですね。
職人さんも、その気持ちを直接伝えられた時は嬉しかったのだろうと想像できます。
さらに、時間が経った後に「不具合もなく、気持ちよく暮らせている」と言われれば、やはり喜びもひとしおなのでしょう。
お客様にお願いしたいこと
次項で詳しく解説しますが、すべてのお客様にお願いするのは難しいことは重々承知の上で、とにかく「リーズナブルな金額は魅力的だと思いますが、内容をよく確認したうえで業者さん選びをしていただけるとうれしいです」とのことでした。
実際に筆者が外壁塗装を行った際も相見積もりをお願いしましたが、各社とも企業努力を重ねて「施工内容に見合った見積もり」を作成されていると感じました。
見積もり金額に疑問があれば、「なぜこの金額なのか」業者さんに確認することをおすすめします。
当サイトで紹介している外壁塗装の会社は、各社企業努力を重ねつつ安定した高い技術力を持つところばかりです。
リーズナブルな金額だけでなく、施工技術や保証などに安心を求められる業者さんを探すことができます。
お客様にお伝えしたいこと
最後に、ケントリファイン様がお客様にお伝えしたいことを聞きました。
予算はもちろん、内容や対応を重視
もしも相見積もりを取った時に、同じハイグレードな塗料仕様にも関わらずあまりにも安い金額を提示してくる業者がいた場合には、内容をじっくり確認してください。
耐用年数の間、機能性も保ちつつ美観を維持できる塗装工事を行うには、正しい塗料の塗り方や職人さんの丁寧な施工に伴う適正な費用が必ずかかります。
費用が安くなることはもちろんとても重要ですが、早期不具合などを招かないためには丁寧な施工内容と安心できる対応・保証も同じくらい重要です。
ケントリファイン様では、長年のお客様からの信頼を元に新しいお客様を紹介されたり、広告費や営業マンの人件費、無駄な作業などをできる限り削減したりすることで、お客様に適正な価格で施工してもらえるよう企業努力を行っています。
大きな費用がかかる外壁塗装工事ですから、できれば費用を抑えたいと思うのは当然です。
しかし、自分が住み続ける建物を10年単位で守るための工事です。
費用だけでなく、施工内容や業者の対応など、本当に信用できる会社を選ぶようにしてください。
なお、外壁塗装の施工については、地域によって助成金などが利用できることがあります。
こちらも合わせて検討すると、施工費の節約につながります。
施工費の節約について詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装のお金がないときはどうする?対処法4つをご紹介割引サービスについて
ケントリファイン様には、「工事の時期を業者側に決めさせてもらえた場合、割引あり」という独自の割引サービスがあります。
「施工の時期の幅はどれくらいなのか」や「どれくらいの割引になるのか」は、その時々の状況やお客様のご依頼内容によって異なりますが、もしも塗装の時期に強いこだわりがないのであれば、ぜひ利用したい割引サービスですね。
最後になりましたが、ケントリファイン様、アンケートにご協力いただきましてありがとうございました。
職人さんの生の声や、最新の人気塗料などがわかり、とても勉強になりました。
今回のアンケート概要は、以下の通りです。
アンケートに回答してくれた業者さん:ケントリファイン様
実施時期:2024年7月
アンケート作成:埼玉外壁塗装調査委員会
ケントリファイン様は真摯にアンケートに答えていただいたことからもわかる通り、とても親切で丁寧な会社です。
現地調査にじっくり時間をかけて現状の問題点を見つけ出し、最適な塗装プランを提案しています。リフォームや雨漏り診断などにも対応しているため、家に関して何か困りごとがあった時にすぐ相談できる「おうちのホームドクター」と言えます。
長く住み続ければどうしても不具合は出てしまうものですが、相談できる会社があるのは安心できます。
外壁塗装について、当サイトをまとめながらいろいろ調べていました。
外壁塗装の色については、「明るい印象」かつ「汚れが目立ちにくい」ことから、明るい色の中でも汚れが目立ちにくいベージュ、アイボリー等のカラーが1位2位になると予想していました。
しかし、実際には濃いグレーやブラウンが現在人気の高い色であり、ベージュやアイボリーは5年以上前の人気色とのことでした。
今回のアンケートで濃いグレーが1位になっていたり、白が5位に入っていたりする理由は、「昔よりも調和より個性を重んじる家庭が増えた」ということなのかもしれません。
筆者の住まいはベージュとアイボリーのツートンカラーで統一された中規模分譲地だったのですが、最近では「黄色×水色」や「黄色×緑」、「赤×濃いグレー」、「ラベンダー×ネイビーブルー」など、ランキング上位にはない色や組み合わせも多く見られます。
今後はこのような個性的な外壁も増えてくるのかもしれませんね。