外壁と屋根の色おすすめについて詳しく解説しています。
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  2. 外壁の塗り替えをするべき時期や症状を徹底解説!放っておくとどうなるの?
  3. 外壁と屋根の色、おすすめの選び方は?人気色や効果について解説!

外壁や屋根の色は、汚れが目立たない色がおすすめです!

外壁で人気のある色をチェック!

外壁で人気のある色をチェック!

外壁の塗り替えを行うとき、どんな色にするかは非常に悩むところです。1つの塗料につき色の種類はだいたい20〜40色ほどありますが、日本塗料工業会が作成した色見本には624色も掲載されているそうです。

外壁塗装という大々的なリフォームを行うのだから大きくイメージチェンジしたい!という人もいるかもしれませんが、その後10年前後に渡って毎日目にする色です。周囲の景観との合い具合も考えて慎重に選びたいところですね。そこでまずは人気の色をチェックしてみましょう。

①ベージュ・クリーム系
いちばん人気はやはりベージュ系またはクリーム系です。シンプルで飽きが来ず、周囲とも馴染みやすいというのがその理由のようですね。また明るい印象でありながら汚れが目立ちにくいというメリットもあります。
②ブラウン系
落ち着いたシックな印象、品のよい高級感のある雰囲気を出したいという人にはブラウン系が人気です。難点は色見本と実際の色の違いが表れやすいという点。最近ではカラーシミュレーションを取り扱うところも多いので、じっくり検討してみましょう。
③ホワイト系
清潔感や新しさの象徴である白い家も人気の1つ。ただし何の色も混ぜずにオフホワイトにすると汚れがとても目立ちやすいという難点があります。この場合、定期的に水洗いをするなどの対策を立てる必要がありますね。
④暖色系
オレンジや淡いピンク、薄い黄色などの暖色系も、温かみのある家を想起させるということで人気があります。主張の強い濃い色ではなく、淡い色を使うのがポイントです。
⑤寒色系
ブルーやグレーなどの寒色系の色も、屋根の色との組み合わせによってはヨーロッパの町並みのようなオシャレな雰囲気を醸すことができると同時に、クールな印象を与えることもできるため、淡い寒色系を選ぶ人もいます。

おすすめの選び方

おすすめの選び方

色見本を見ているうちに迷い始め、何を基準に選ぶべきなのかわからなくなってしまったという話もよく耳にします。ではここで色の選び方として押さえるべきおすすめのポイントをご紹介しましょう。

汚れの目立ちにくさ
原色の家はとにかく汚れが目立つのでNG!というのはどんな塗装業者にも言われることと思いますが、真っ白の家だけでなく、真っ赤、真っ青、真っ黒でもやはり汚れは目立ちます。これらは頻繁に水洗いをする必要があり、さらに汚れを落とすための定期メンテナンスが必要になるでしょう。さらなる費用がかかってしまうということを考えると、やはり原色よりも淡い色を選ぶのがおすすめです。
周囲との調和
住人が外壁を見るのは、外から帰るときや、表の掃除をするときだけですよね。実はその家を見る回数はご近所さんのほうが多いかもしれません。自分が帰る家を外から眺めたとき、そしてご近所さんがその家の前を通りかかったときなどに、やはり大切なのは周囲との調和。調和が取れてこそその家も生きてきます。それを念頭に置いて考えてみると意外とマッチするカラーの選択肢を簡単に絞ることができます。

次項では、汚れの目立たない外壁の色について解説します。

汚れが目立つ外壁と汚れが目立たない外壁

汚れ自体にも色があります。

また、立地や自然環境によって外壁に付きやすい汚れの種類は異なります。

「好きな色」というだけでなく、付きやすい汚れによって目立たない外壁の色を検討することもおすすめです。

外壁汚れの色とその原因

外壁は、太陽光の紫外線や風雨に直接晒されるため、壁表面に微細な傷ができてしまいます。その傷に汚れの原因である土埃や煙が付き、堆積して汚れになります。

また、日が当たらないために発生するコケや藻、カビなども汚れの原因のひとつです。

ここでは、外壁汚れの色別に原因をまとめました。

汚れの色 原因
サビ
薄いグレー
グレー 煤や煙、油
ベージュ
薄い茶色 土埃
緑がかった薄い茶色 カビ、藻
こげ茶色 土埃
コケ
赤茶 サビ
黒い筋
油、カビ、藻

住宅密集地に建てられた家の外壁はコケや藻が発生しやすく、交通量の多い幹線道路沿いの家は煤や土埃が付きやすいなど、建物の立地によって付きやすい汚れが異なります。

外壁についた汚れが何によるものなのか、しっかり確認しましょう。

汚れが目立ちにくい色

砂や煤など、汚れの多くは中間色です。そのため、外壁の色も同様の中間色を選ぶと汚れが目立ちにくくなります。

また、色味の強さや鮮やかさを示す「彩度」の低い色を選ぶことも大切です。

スタイリッシュなグレー
スタイリッシュなグレー 画像出典:外壁塗装ネット 外壁の色で人気の高いグレーは、実は万能カラー。
排気ガスや土埃、砂、コケなど、どんな種類の汚れも比較的目立ちにくい色です。
ただし、濃いグレーはコーキングなどの補修跡が目立ってしまうため、薄いグレーがおすすめです。
グレーの外壁が与えるイメージ
落ち着き、上品、都会的、スタイリッシュ、無機質など
柔らかな印象を与えるベージュ
柔らかな印象を与えるベージュ 画像出典:外壁塗装ネット ベージュもグレー同様に人気があります。
土埃や砂、黄砂などの汚れが外壁の色と同化するため、目立ちにくくなります。畑の近くに建つ家などは特におすすめです。
またグリーンやブラウンなど、ツートンカラーにしても相性の良い色が多いことも魅力です。
ベージュの外壁が与えるイメージ
リラックス、優しさ、安心感、ポジティブ、健康的など
ベージュよりも白に近いアイボリー
ベージュよりも白に近いアイボリー 画像出典:外壁塗装ネット アイボリーはベージュと似ていますが、黄色に近いベージュに比べ、アイボリーは白に近い色です。
グレーやベージュと同様に、排気ガスや砂、黄砂などの汚れが目立ちにくいです。
和風住宅や和モダン住宅とも相性がいい色です。
アイボリーの外壁が与えるイメージ
気品、高級感、落ち着き、柔らかさなど
安心感を与えるブラウン
安心感を与えるブラウン 画像出典:はじめての外壁塗装 ブラウンは、ベージュやアイボリーと同様に多くの汚れが目立ちにくくなる色ですが、中でも赤土が舞い上がる場所や潮風が心配な立地におすすめです。
ブラウンの外壁を多彩色で仕上げると、おしゃれなレンガ風の外壁にできます。
ブラウンの外壁が与えるイメージ
重厚感、ぬくもり、大自然など
リラックスできる薄いグリーン
リラックスできる薄いグリーン 画像出典:はじめての外壁塗装 自然をイメージさせる薄いグリーンは、藻やコケが目立ちにくい色です。
川や池の近くなど、湿気の多い環境に建つ家や、日が当たりにくい場所に家が建っている場合におすすめです。
原色の緑のような濃い色は色褪せが目立つため、薄いグリーンを選びましょう。
薄いグリーンの外壁が与えるイメージ
リラックス、自然、安心感、健康的など

汚れが目立ちやすい色

白 画像出典:はじめての外壁塗装 まっしろな壁はオシャレなイメージですが、どんな種類の汚れも目立ちやすいです。
外壁の美観を保つためにはこまめなメンテナンスが必要です。
黒 画像出典:はじめての外壁塗装 黒は汚れが目立ちにくいと思うかもしれませんが、外壁では実は反対です。
黒と汚れの色のコントラストがはっきり出てしまうため、とても汚れが目立ってしまいます。
特に黄砂や砂埃、カビなど、薄い色の汚れが目立ちます。
原色系
原色系 画像出典:はじめての外壁塗装 赤や青などの原色系も、黒と同じように汚れの色とのコントラストがはっきり見えてしまうため、汚れが目立ちます。
また、経年劣化による色褪せも目立つ色です。
どうしても原色系の色を使いたい場合には、赤であれば朱色や真紅、青であれば彩度を抑えた濃くない青色を選びましょう。
周囲から浮いてしまわないよう、近隣の建物との相性も考えるといいですね。

環境別外壁カラーの選び方

建物の建っている環境によって、おすすめの外壁カラーは変わります。

環境別に、付きやすい汚れやおすすめの色をまとめました。

周囲の環境 付きやすい汚れ おすすめの外壁カラー
全ての家 雨だれ グレー、グリーン
近くに公園 砂、土埃 ベージュ、アイボリー、ブラウン
近くに海 砂、土埃 ベージュ、アイボリー、ブラウン
近くに舗装されていない道路 砂、土埃 ベージュ、アイボリー、ブラウン
近くに工場 煤、煙、排気ガス グレー
近くに交通量の多い道路 煤、煙、排気ガス グレー
近くに田んぼ、湖、川(湿気が多い) コケ、カビ、藻 グリーン
近くに山(湿気が多い) コケ、カビ、藻 グリーン
料理をする家庭の換気扇付近 グレー
家に陽が当たっていない コケ、カビ、藻 グリーン
金属製のサイディング サビ ベージュ、ブラウン
鉄製の建材を使用 サビ ベージュ、ブラウン

屋根で人気のある色をチェック!

屋根で人気のある色をチェック!

では屋根の色についてはどうでしょうか。屋根の色は外壁の色とのバランスを考えながら選ぶ必要があり、また外壁よりもさらに定番が決まっている傾向にあります。

人気の色は「グレー」「黒っぽいブラウン」「赤っぽいブラウン」「オレンジ」「青」「紺」などで、外壁とは対照的にはっきりした濃いめの色が多いのが特徴です。これはやはり淡い色を使うことの多い外壁との兼ね合いもあっての結果でしょう。屋根は外壁ほど広い範囲で人の目には入りませんが、家全体の印象に与える影響は少なくありません。淡い色の屋根は家全体にぼんやりしたイメージを与え、濃い色だとグッと締まったイメージをつくることができます。

性能で選ぶなら白っぽい色?

性能で選ぶなら白っぽい色?

屋根は日光を一手に浴びる場所であるため、塗装の性能についても考えなければなりません。上記では濃い色のほうが人気が高いことをお伝えしましたが、「熱を溜め込まない」という点において最も性能が高いのは、実は「白」なのです。他の色がまったく入っていない白い塗料の日射反射率はなんと91.0%。白い屋根にすると、それだけで夏場は家の中の温度がずいぶん涼しくなると言われています。逆に暗い濃い色、例えばクールネオサファイヤブルーと呼ばれる濃い青色の場合、日射反射率は100%近い白と比べると43%と大きく下がります。

こうした色が持つ断熱・遮熱性能を念頭に置いておくと、屋根の色選びも多少角度がつけやすいかもしれません。その上で外壁と屋根の色のバランス、さらに周囲との調和もよく考えて決めましょう。

ケントリファイン

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