外壁塗装塗料種類について詳しく解説しています。
  1. 初めてでもすぐわかる!外壁塗装の塗料の種類・グレード・選び方

塗料の種類とグレード(耐用年数・価格)をチェック

外壁塗装で使用される塗料にはいくつも種類があります。どの塗料を選ぶかによって塗装にかかる費用が大きく異なり、また次に塗り替えを行う必要が出てくるまでの耐久年数も変わってきます。まずは一般的に使用されることの多い塗料について、その種類とグレードを知っておきましょう。

塗料の種類とグレード(耐用年数・価格)をチェック

表の縦軸が価格、横軸が耐久性を表しています。上にいくほど価格が高くなり、右にいくほど耐久年数が長くなります。つまり、表の中央部分にあるのが価格と耐久年数のバランスがよいということになりますね。では、それぞれの塗料に関する特徴や価格帯を具体的に見ていきましょう。

各塗料の特徴を紹介!どんな人におすすめ?

各塗料の特徴を紹介!どんな人におすすめ?
A. アクリル系塗料
  • 特徴:外壁塗料の中では最も価格が低い反面、耐久性が低いため劣化が早い
  • 塗料の価格帯:1,000〜1,400円/m2
  • 30坪物件の塗装費:60万円〜
  • 耐用年数:3〜6年
こんな人におすすめ
  • 短いスパンで自宅をイメージチェンジしていきたい
  • 塗料の性能よりも価格を最も重視して決めたい
B. ウレタン系塗料
  • 特徴:密着度が高く色の種類も豊富で使用箇所を選ばないが、紫外線に弱く変色しやすい
  • 価格帯:1,200〜1,800円/m2
  • 30坪物件の塗装費:70万円〜
  • 耐用年数:6〜10年
こんな人におすすめ
  • カラーバリエーションを重視したい
  • コストをできるだけ抑えたい
C. シリコン系塗料
  • 特徴:付着性が低く職人の技術を要するが、価格と性能のバランスが最も高く普及率No.1
  • 価格帯:1,600〜2,200円/m2
  • 30坪物件の塗装費:85万円〜
  • 耐用年数:7〜13年
こんな人におすすめ
  • 価格と性能のバランスが最も高いものを選びたい
  • 多くの実例を参考にできるものがいい
D. ラジカル系塗料
  • 特徴:色あせやチョーキングに強い最新塗料だが、実績が少なく種類もまだすくない
  • 価格帯:2,500〜3,000円/m2
  • 30坪物件の塗装費:95万円〜
  • 耐用年数:14〜16年
こんな人におすすめ
  • 実績がなくても新技術を使った塗料を試してみたい
  • コスパがいいものを使いたい
E. フッ素系塗料
  • 特徴:樹脂塗料の中では最高級の品質で、耐久性が高く仕上がりもよいがコストがかかる
  • 価格帯:1,800〜3,600円/m2
  • 30坪物件の塗装費:110万円〜
  • 耐用年数:15〜18年
こんな人におすすめ
  • 塗り替えをできるだけ行いたくないので耐久性を重視したい
  • 高級感のある仕上がりを求めている
F. 光触媒系塗料
  • 特徴:汚れがつきにくく空気を浄化する効果もあるが、コストが高く取り扱いが少ない
  • 価格帯:3,500〜4,500円/m2
  • 30坪物件の塗装費:120万円〜
  • 耐用年数:15〜20年
こんな人におすすめ
  • 環境問題にも配慮したい
  • コストが高くても塗り替えのサイクルをできるだけ長くしたい

塗料の水性・油性の違い

塗料の水性・油性の違い

外壁塗装で使用される塗料にはそれぞれ水性と油性があり、それぞれに特徴が異なります。まずは各自のメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット
デメリット
水性塗料
  • 臭いがなく、乾燥が早い
  • 価格が安めで環境にもやさしい
  • ツヤ有りとツヤ無しが選べる
  • 性能においては油性よりも低い
  • 寒さ・湿気・雨に弱い
油性塗料
  • 密着性が高く性能がよい
  • 比較的長持ちする
  • 温度が低くても乾燥させやすい
  • 臭いが強く、健康被害のリスクあり
  • 価格が高い

水性塗料・油性塗料共になかなか選びがたいメリットとデメリットがそれぞれありますが、水性塗料のデメリットである環境に対する弱さについては、性能が向上した新製品が次々に開発されています。今後の展開を見守りつつ、希望に合った塗料を選びたいところです。

塗料の1液型と2液型の違い

塗料の1液型と2液型の違い

各塗料には水性と油性があると上記でご紹介しましたが、さらにそれぞれの塗料には1液型と2液型があります。

1液型とは、ホームセンターなどで売られている塗料と同じで、別の材料と混ぜる必要がなく、そのまま塗ることができて手間が少ないというメリットがありますが、使用できる範囲に限りがあります。一方、2液型は使用する前に硬化剤など別の材料と混ぜなければならず、配合の割合や手法には技術を要します。しかしその分耐久性および密着性において1液型よりもはるかに優れており、外壁においても塗る場所を選ばず、雨樋や雨戸などあらゆる部分に塗ることが可能です。

水性/油性、1液型/2液型という分類も含むと、1つの塗料がそれぞれ4種類にも分かれることになり、選ぶ側にとっては悩ましいところですが、それぞれの特徴を把握した上で施工店とよく相談して決めることをおすすめします。

ケントリファイン

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