外壁塗装の専門用語について詳しく解説しています。

施工中でも調べやすい!外壁塗装の専門用語をカテゴリー別に解説

打ち合わせや見積もりの確認時、施工中などに塗装業者や職人さんがよく使う外壁塗装に関する用語をカテゴリー別にわかりやすく解説!

わからない用語をそのままにしておくと、終わった後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうこともあります。

しっかり理解して、満足できる外壁塗装にしてください。

50音別索引

カテゴリ別索引

記号について

類義語:似た意味を持つ言葉。代替されることもある。
対義語:反対の意味を持つ言葉。
同義語:同じ意味の言葉。

塗装工事

足場
高所の塗装や工事の際に足がかりにするため家を囲むように組んだ金属製の支柱や踏板。外側を覆うシートも含めて指すこともある。
上塗り
一般的に3回塗る塗料のうちの3回目。「本塗装」とも言われる。塗膜に厚みをつけ、耐久性を高めるために行われる仕上げの工程。
ケレン
塗装前に行う下地処理の工程のひとつ。サビや古い塗膜を除去する作業の総称。既存外壁の状況によっては不要なケースもある。
高圧洗浄
塗装前に行われる工程のひとつ。高圧の水を噴射し、既存の外壁に溜まった汚れやホコリ、カビ、コケなどを洗い流す作業。
コーキング
「シーリング」とも呼ばれる。「目地」と言われる外壁の継ぎ目を埋める作業。外壁の小さなひび割れを補修するために行われることもある。
3度塗り
塗装の際に行われる塗り回数のこと。一般的に、下塗り、中塗り、上塗りの3回行われるため、「3度塗り」と呼ばれる。
上塗り、下塗り、中塗り
シーラー
下塗り用塗料のひとつ。下地に染み込ませて機能性を持たせ、上塗り塗料との密着性を高める。水性と油性があり、外壁の劣化状況によって使い分ける。
シーリング
「コーキング」とも呼ばれる。「目地」と言われる外壁の継ぎ目を埋める作業。外壁の小さなひび割れを補修するために行われることもある。
下地処理
既存外壁のサビを落としたり、クラックを埋めたりして塗装面を平滑に整える作業のこと。その後塗られる塗料の耐久性が決まるほど重要な作業。
下塗り
一般的に3回塗る塗料のうちの1回目。外壁に直接触れる塗料で、中塗り・上塗り塗料と外壁の接着剤のような役割を果たす。
タッチアップ
仕上げ塗装終了後に見つかった塗り忘れ・細かい傷の補修塗装や、付帯部の釘頭を隠すための塗装作業のこと。
着工
外壁塗装工事を始めること。着工前に塗料の色やスケジュール、費用について打ち合わせを行い、契約を済ませる。
中塗り
一般的に3回塗る塗料のうちの2回目。下塗りと上塗り塗料の密着性を高めるために行われる。基本的に上塗り塗料と同じ塗料が使用される。
フィラー
下塗り塗料のひとつ。下地の凸凹をならして表面を平らにする「下地調整剤」の役割を持つ。
吹き付け
専用の器具を使い、塗料を霧状にして吹き付けて塗装する方法のこと。外壁に凸凹のある独特の模様を付けられる。
プライマー
下塗り塗料のひとつ。シーラーと同じく、上塗り塗料との密着性を高める。ウォッシュプライマーは金属下地用の塗料。
本塗装
一般的に3回塗る塗料のうちの3回目。「上塗り」とも呼ばれる。最終的な外観の美しさや塗料の性能を発揮させるために行う。
マスキング
外壁塗装では、マスキングは「養生」のこと。塗装する場所以外に塗料が飛び散ることを防ぐために行うカバー。
目地
サイディングボードやALCパネルを外壁に使用した場合にできる板と板の継ぎ目のこと。窓のサッシまわりにもある。
養生
「マスキング」とも呼ばれる。塗装する場所以外に塗料が飛び散ることを防ぐために行うカバー。
マスキング

費用

あいみつ・相見積もり
条件を揃えて複数社から見積もりを取ること。これにより価格の比較だけでなく、作業項目や具体的な塗装個所も確認できる。
足が出る
赤字になること。「採算が合わない」「損失が出る」と同じ意味。
エコリフォーム
環境に配慮したリフォームのこと。「省エネにつながるもの」として、断熱・遮熱塗料の使用が該当する。
クーリングオフ
一定期間内であれば、無条件で契約を解除できる制度のこと。外壁塗装の場合は「訪問販売であること」が最低条件。自ら問い合わせをしたり、業者を呼び寄せた場合などは対象外となる。
住宅ローン控除
正式には「住宅借入金等特別控除」といい、住宅ローンの年末残高に応じて所得税から控除が受けられる制度のこと。「ローンの借入期間10年以上」「工事費用100万円以上」などの条件がある。
助成金
国や地方自治体などから支給される返済不要の資金のこと。要件を満たせば受給できる可能性が高い。
補助金
補助金
国や地方自治体などから支給される返済不要の資金のこと。件数や予算が決まっており、申請者に対して審査が行われる。
助成金
見積書
契約前の段階で業者から提出される金額を明示した書類のこと。外壁塗装では、塗料のほかに足場代や高圧洗浄など項目ごとに詳細な金額が記載されている。
リフォームローン
住宅のリフォームやリノベーションを行う際に借りられるローン。住宅ローンと同じ借入先にすると利率が下げられることが多い。

色えらび

縁辺対比
明度が異なる色を並べると、境界線部分の色の明度が違って見える現象。隣り合った色の影響を受けるため、見たときの印象が変化することがある。
カラーシミュレーション
パソコンなどに住宅の画像を取り込み、希望の色を当てはめてみること。塗装後の外壁を想像しやすい一方、ディスプレイ性能などに結果が左右される。
光源色
太陽光が発している色のこと。外壁塗装の色見本を太陽光と蛍光灯で見たときに見え方が異なる原因のひとつ。
後退色
同じ位置でも遠くに見える色のこと。一般的に暗い色や寒色系が後退色と言われる。外壁塗装で建物の奥行きを表現する時に検討される。
進出色
彩度対比
隣接する色の影響を受け、本来の色の鮮やかさが異なって見える現象。外壁塗装では、建物の背景や近隣住宅の色によって影響を受けることがある。
色相対比
隣接する色の影響を受け、本来の色が違う色に見える現象。外壁塗装の目地の色選びなどでポイントとなる。
収縮色
実際の面積よりも小さく感じる色のこと。寒色系の暗い色が収縮色とされる。外壁塗装ではすっきりとしたシャープな印象になる。
膨張色
進出色
同じ位置でも近くに見える色のこと。一般的に明るい色や暖色系が進出色と言われる。外壁塗装で建物の奥行きを表現する時に検討される。
後退色
同時対比
2つ以上の色を同時に見た時に起こる、それぞれの色に影響を及ぼす現象。外壁の色の塗分けや建物の背景、近隣住宅の外壁色などに影響を受ける。
膨張色
実際の面積よりも大きく感じる色のこと。暖色系の明るい色が膨張色とされる。外壁塗装では家を大きく見せることができる。
収縮色
補色対比
色相環で反対側に位置する色(補色)同士の場合、それぞれの色が鮮やかに見える現象。外壁の場合、目立つ一方で奇抜な印象を与えることもある。
明度対比
隣接する色の影響を受け、色の明るさが本来と異なって見える現象。ツートンカラーの外壁にする場合に検討される。
面積効果
色の面積によって色自体が明るく見えたり暗く見えたりすること。面積が大きくなるほど明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える。

健康

シックハウス症候群
建材などから発生する化学物質によって引き起こされる健康被害のこと。鼻水や吐き気、湿疹など症状は人によって異なる。
ホルムアルデヒド
刺激臭のある無色の気体で、ヒトの粘膜に刺激を与える化学物質。シックハウス症候群の原因のひとつと言われている。塗料や接着剤などに含まれている。
F☆☆☆☆(エフフォースター)
シックハウス症候群の原因物質のひとつとされる「ホルムアルデヒド」の拡散が最も少ない塗料に記される等級。JIS・JASが認定している。

劣化症状

赤さび
鉄の表面にできる赤色のさびのこと。鉄が水や空気に触れて酸化して発生する。進行が早く、放っておくとどんどん腐食がすすむ。
エフロ(エフロレッセンス)
外壁が白く変色したように見える現象。コンクリートやレンガなどに発生する。コンクリート内部の水酸化カルシウムが水に溶けて染み出たもの。
クラック
ひび割れのこと。ひび割れの幅によって呼び方と緊急度が変わる。0.3mm以上の「構造クラック」は早急な対処が必要。
ヘアークラック
チョーキング
外壁を触ると手に白い粉が付く現象。塗料内部の白色顔料が表面に浮き出ている状態。濃色の外壁では白ではなく塗料色の粉が手に付く。
微生物汚染
微生物の繁殖による汚れのこと。カビや藻などによって塗膜の保護機能が失われている状態。クラックやチョーキングの発生を誘発する。
膨れ
塗膜の表面が水膨れのように膨れ上がる現象のこと。劣化症状のひとつで塗料と塗膜の間に空気が入り込んでいる状態。
ヘアークラック
幅0.3mm未満のひび割れのこと。緊急度は低いが幅が広がっていないか定期的なチェックが必要。
クラック

外壁材

アスベスト
「石綿(せきめん、いしわた)」とも呼ばれる。鉱石が繊維状に変形したもので、その粉塵を吸い込むと健康被害の原因となるため使用が禁止されている。
金属系サイディング
金属板に断熱材を裏打ちした外壁材。窯業系サイディングの次にシェアを占め、耐水性・耐震性に優れる。
コンクリート
モルタルに砂利を混ぜたもの。耐久性が高く、耐用年数が長い。建物の構造部分に使用されることが多い。
サイディング
建物の外壁に貼る仕上げ用板材のこと。材料によって窯業(ようぎょう)系・金属系・木質系・樹脂系などの種類がある。
樹脂系サイディング
プラスチックの一種である「塩化ビニル樹脂」が主原料の外壁材。薄型かつ軽量で、耐候性に優れ、凍害に強いため北米で人気がある。
タイル
土や石などの自然素材を高温で焼き固めたもの。大きさや形、色の種類が豊富でデザイン性に優れる。耐久性が高く、汚れも付きにくい。
トタン
薄い鉄板を亜鉛でコーティングしたもの。安価で軽量のため、外壁・屋根・外構などさまざまな場所に使用可能。
メンテナンスフリー外壁
耐用年数が長く、メンテナンスの手間が軽減される外壁のこと。タイルなど耐久性の高い外壁材や、耐候性が高く耐用年数の長い塗料を使用する。なお、メンテナンス不要の外壁材は存在しない。
木質系サイディング
木材に塗装を施した外壁材。合板や集成材ではなく、丸太から使用する形状で切り出している。断熱性に優れ、木の温もりを感じられるデザインが人気。
モルタル
セメントと水と砂を混ぜて練ったもので、外壁に塗り付けて使用する。1990年頃までは外壁材の主流だった。
窯業系サイディング(ようぎょう)
セメントに木質繊維を配合し、板状に薄く加工した外壁材。日本の外壁材の70%以上のシェアを誇る。耐震性・耐火性に優れ、デザインが豊富。
ALC
珪石・セメント・石灰・発泡剤などを主成分とし、高温高圧蒸気養生した軽量気泡コンクリートのこと。内部に気泡を含むため軽い。
ALCパネル
ALCを板状に成形したもので、軽量・高断熱性・高遮音性など複数の機能を持つ。工場で生産されるため品質が安定している。
ALCボード
ALCボード
ALCを板状に成形したもので、軽量・高断熱性・高遮音性など複数の機能を持つ。工場で生産されるため品質が安定している。
ALCパネル
PC、PCパネル
PCとは工場で生産されたコンクリート材のこと。PCパネルとはPCを板状に成形したもので、鉄筋が入っている。現場で組み立て・設置する。

塗料

アクリル系塗料
アクリル樹脂が主成分の塗料。外壁塗料の中では最も安価。色の種類が多く扱いやすい塗料のためDIYで使われることが多い。
アクリル100%塗料
「ピュアアクリル塗料」とも呼ばれる。アクリル塗料に含まれる不純物を可能な限り取り除き、高い耐久性と防水性を誇る。
ピュアアクリル塗料
1液型
別の材料と混ぜる必要がなく、そのまま塗ることができる塗料。安価で混ぜる手間がかからず、次の日にも使用可能。
2液型
ウレタン塗料
ウレタン系樹脂が主成分の塗料で油性と水性がある。外壁塗料の中では2番目に安価。光沢感が強く、木部に高級感を出したい時に使われることがある。
エポキシ系塗料
プラスチックの一種である「エポキシ樹脂」を主成分とする塗料のこと。防さび塗料として使用され、現在の主流。紫外線に弱いため、仕上げ塗料として使われることは少ない。
防さび塗料、防錆塗料
ガイナ塗料
特殊セラミックビーズとアクリルシリコン樹脂が主成分の塗料。高い断熱性能と遮熱性能のほか多くの機能を持つ高機能塗料。
クリアー塗料
透明な塗料。外壁材の風合いや色合い、デザインを残したまま表面を保護できる。ウッドデッキなど木材の塗装にも使用される。
後退色
「遮熱塗料」とも呼ばれる。太陽からの熱を反射して遮る機能を持つ塗料。熱による塗装面の劣化も防ぐ。
遮熱塗料
断熱塗料
5分艶
「半艶」とも呼ばれる。規定の角度で光が差し込んだ時の反射率が30~40%になる艶のこと。艶あり・艶なしのちょうど中間。
半艶
3分艶
規定の角度で光が差し込んだ時の反射率が10~20%になる艶のこと。「艶なし」に分類されることも多い。
自然塗料
塗料の主成分である合成樹脂の代わりに天然素材を使用した塗料のこと。合成樹脂を使用した塗料と異なり、健康被害のリスクが軽減される。ただし、日本で「自然塗料」を名乗るための明確な基準はない。
7分艶
規定の角度で光が差し込んだ時の反射率が55~65%になる艶のこと。強い太陽光が当たると光沢を感じやすく、「艶あり」と判断されることもある。
遮熱塗料
「高日射反射塗料」とも呼ばれる。太陽からの熱を反射して遮る機能を持つ塗料。熱による塗装面の劣化も防ぐ。
断熱塗料
シリコン塗料
シリコン系合成樹脂が主成分の塗料。種類が多く、コストパフォーマンスに優れるため、現在の外壁塗装では主流となっている。
水性塗料
塗料を塗りやすくするための希釈剤に水を使った塗料。有機溶剤(シンナー)を使用しないため臭いが少なく、乾燥が早い。現在の主流。
油性塗料
セラミック塗料
通常の塗料にセラミックを配合した塗料。通常塗料の主成分により耐久性が異なるが、セラミック配合により遮熱・断熱性能などが向上する。
耐用年数
「耐久年数」とも言われる。塗装後、次の塗り替えが必要になるまでの年数のこと。紫外線や風雨から建物を守る機能が維持される期間。
弾性塗料
塗膜がゴムのように伸縮する塗料のこと。外壁のひび割れに追随可能で防水性が高く、外壁用防水塗料といえば弾性塗料を指す。
防水塗料
断熱塗料
建物内外の熱のやり取りを遮断する塗料。外からの熱を屋内に伝えにくく、屋内の熱を外に逃がしにくい。
遮熱塗料
低汚染塗料
塗装面に汚れが付きにくく、セルフクリーニング機能を持つ塗料。親水性や塗膜の密度、静電気の解消など低汚染の仕組みは複数ある。
特殊塗料
機能性・デザイン性に優れた塗料の総称。「遮熱・断熱塗料」や「ラジカル塗料」など一般塗料と比べて高い性能を持ち、「大理石調」などオリジナリティのある塗装も可能。
ナノテク塗料
塗料に含まれる樹脂をナノレベルまで小さくし、ハイレベルな機能を付加した塗料。ガラスの微粉末が塗膜に均一に分散し、親水性に優れる。
2液型
硬化剤など別の材料と混ぜてから使用する塗料。配合の割合や手法に技術を要する。耐久性が高く、使用可能範囲が広い。
1液型
半艶
「5分艶」とも呼ばれる。規定の角度で光が差し込んだ時の反射率が30~40%になる艶のこと。艶あり・艶なしのちょうど中間。
5分艶
光触媒塗料
酸化チタンが主成分の塗料。光に当たると活性酸素が発生し、汚れを分解する。防汚性・親水性に優れ、セルフクリーニング機能を持つ。
ピュアアクリル塗料
「アクリル100%塗料」とも呼ばれる。アクリル塗料に含まれる不純物を可能な限り取り除き、高い耐久性と防水性を誇る。
フッ素塗料
フッ素が含まれる合成樹脂が主成分の塗料。樹脂塗料の中では最高級の品質で、耐久性や耐候性に優れる。大型建造物での塗装にも使われる。
防カビ塗料
カビの発生を抑制する塗料のこと。塗料に防カビ剤や抗菌剤が添加されており、外壁用には防藻剤も入っていることが多い。既に発生しているカビに対する殺菌効果はない。
防さび塗料
「防錆塗料」とも呼ばれる。金属製の建材表面に塗り、さびの原因である水や酸素を遮断する塗料のこと。下塗りで使用され、単体では耐候性が低いため、耐候性の高い塗料で必ず上塗りを行う。
防錆塗料
エポキシ系塗料
防水塗料
一般塗料と比較して雨水の侵入を防ぐ性能が特に高い塗料のこと。壁用と床用があり、壁用は主に弾性塗料を指す。防水性能の高低によって耐用年数が変動することはない。
弾性塗料
防錆塗料
「防さび塗料」とも呼ばれる。金属製の建材表面に塗り、さびの原因である水や酸素を遮断する塗料のこと。下塗りで使用され、単体では耐候性が低いため、耐候性の高い塗料で必ず上塗りを行う。
防さび塗料
エポキシ系塗料
防虫塗料
虫除け成分が配合された塗料のこと。代表的な防虫塗料では、塗装面に虫が止まると神経系に影響を与え、虫が寄り付きにくくなる仕組み。殺虫機能はない。
虫よけ塗料
無機塗料
「無機有機ハイブリット塗料」とも呼ばれる。炭素を含まない無機物が主成分の塗料。主にセラミックやケイ素が主成分で、防汚性・不燃性に優れる。
無機有機ハイブリット塗料
無機有機ハイブリット塗料
「無機塗料」とも呼ばれる。炭素を含まない無機物が主成分の塗料。主にセラミックやケイ素が主成分で、防汚性・不燃性に優れる。
無機塗料
虫よけ塗料
虫除け成分が配合された塗料のこと。代表的な防虫塗料では、塗装面に虫が止まると神経系に影響を与え、虫が寄り付きにくくなる仕組み。殺虫機能はない。
防虫塗料
油性塗料
「溶剤系塗料」とも呼ばれる。塗料を塗りやすくするための希釈剤に有機溶剤(シンナー)を使った塗料。彩度の高い色でも調色できる。
溶剤系塗料
水性塗料
溶剤
塗料を薄めるために使用する希釈剤のこと。水性塗料では水、油性塗料では有機溶剤(シンナー)が使われる。塗膜ができたあとは蒸発する。
溶剤系塗料
「油性塗料」とも呼ばれる。塗料を塗りやすくするための希釈剤に有機溶剤(シンナー)を使った塗料。彩度の高い色でも調色できる。
溶剤系塗料
水性塗料
ラジカル塗料
「高耐候酸化チタン」と「光安定剤」を配合することで、外壁の劣化を進める”ラジカル”の発生を抑制する塗料。

建物

雨戸
「付帯部」のひとつ。窓の外側につけられた板戸で、窓や建物を風雨から守る。
雨どい
「付帯部」のひとつ。「軒樋(のきどい)」とも呼ばれる。雨水を集めて地面に流すための排水装置で軒先に設置される。
軒樋(のきどい)
笠木(かさぎ)
「付帯部」のひとつ。ベランダ・バルコニーの手すりや塀の一番上に被せている仕上げ材のこと。防水性を高めるため金属製のものが好まれる。
基礎幅木・基礎巾木(きそはばき)
「付帯部」のひとつ。「幅木(巾木)」とも呼ばれる。住宅を支える基礎のこと。本来は屋内の壁と床の境目に設置されたものを指す。
幅木(巾木)
霧除け(きりよけ)
「付帯部」のひとつ。「庇(ひさし)」とも呼ばれる。窓や玄関上部に設置された小さな屋根のこと。雨や霧が室内に侵入することを防ぐ。
軽量鉄骨造
鉄骨造(S造)のひとつ。柱や梁など、建物の骨組みに軽量の鉄骨を使用した構造のこと。鉄骨は厚さ6mm未満の鋼材が使われる。
重量鉄骨造
重量鉄骨造
鉄骨造(S造)のひとつ。柱や梁など、建物の骨組みに軽量の鉄骨を使用した構造のこと。鉄骨は厚さ6mm以上の鋼材が使われる。
軽量鉄骨造
鉄骨鉄筋コンクリート造
鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた建物構造のこと。超高層ビルや大型マンション、大型施設に用いられることが多い。
SRC構造、SRC造
戸袋
「付帯部」のひとつ。雨戸を収納する箱状の部分。
軒天(のきてん)
「付帯部」のひとつ。「軒天井(のきてんじょう)」「軒裏天井(のきうらてんじょう)」とも呼ばれる。外壁からはみ出している屋根の裏側のこと。
軒樋(のきどい)
「付帯部」のひとつ。「雨どい」とも呼ばれる。雨水を集めて地面に流すための排水装置で軒先に設置される。
雨どい
鼻隠し
「付帯部」のひとつ。屋根の軒先に取り付けられた横板のこと。屋根先端の切り口を隠し、雨どいを設置する部分。
破風
幅木・巾木(はばき)
「付帯部」のひとつ。「(基礎巾木)」とも呼ばれる。住宅を支える基礎のこと。本来は屋内の壁と床の境目に設置されたものを指す。
基礎幅木(基礎巾木)
破風(はふ)
「付帯部」のひとつ。「破風板(はふいた)」とも呼ばれる。屋根先端の切り口を隠すために取り付けられた雨どいを設置しない部分。
鼻隠し
庇(ひさし)
「付帯部」のひとつ。「霧除け(きりよけ)」とも呼ばれる。窓や玄関上部に設置された小さな屋根のこと。雨や霧が室内に侵入することを防ぐ。
霧除け
付帯部
雨どいや玄関ドアなど、建物の外壁・屋根以外の部分。付帯部に含まれる個所は業者によって異なるため、外壁塗装時には確認が必要。
プレコン
PC構造」「PC造」「PC工法」とも呼ばれる。事前に工場で作られた鉄筋コンクリートを使用した建物構造のこと。
PC構造、PC造、PC工法
RC構造、SRC構造
水切り
「付帯部」のひとつ。外壁と基礎部分の境目や、窓枠下部と外壁の境目に取り付けられた仕切り板のこと。流れた水が直接基礎や外壁に当たるのを防ぐ。
矢切・屋切(やぎり)
「付帯部」のひとつ。外壁と屋根の接点となる三角形のスペースのこと。雨が当たりにくいため、換気口などが設置されることが多い。
PC構造
「PC造」「PC工法」「プレコン」とも呼ばれる。事前に工場で作られた鉄筋コンクリートを使用した建物構造のこと。
RC構造、SRC構造
PC工法
「PC構造」「PC造」「プレコン」とも呼ばれる。事前に工場で作られた鉄筋コンクリートを使用した建物構造のこと。
PC構造、PC造、プレコン
RC構造、SRC構造
PC造
「PC構造」「PC工法」「プレコン」とも呼ばれる。事前に工場で作られた鉄筋コンクリートを使用した建物構造のこと。
PC構造、PC工法、プレコン
RC構造、SRC構造
RC構造
「RC造」「RC工法」とも呼ばれる。鉄筋コンクリートを素材にした建物構造のこと。現場で職人が作成する。
RC造、RC工法
PC構造、SRC構造
RC工法
「RC構造」「RC造」とも呼ばれる。鉄筋コンクリートを素材にした建物構造のこと。現場で職人が作成する。
PC構造、SRC構造
RC造
「RC構造」「RC工法」とも呼ばれる。鉄筋コンクリートを素材にした建物構造のこと。現場で職人が作成する。
RC構造、RC工法
PC構造、SRC構造
SRC構造
「SRC造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」とも呼ばれる。鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた建物構造のこと。
SRC造、鉄骨鉄筋コンクリート造
PC構造、RC構造
SRC造
「SRC構造」「鉄骨鉄筋コンクリート造」とも呼ばれる。鉄骨と鉄筋コンクリートを組み合わせた建物構造のこと。
SRC構造、鉄骨鉄筋コンクリート造
PC構造、RC構造

屋根

入母屋屋根(いりもややね)
城や神社などでも使われている格式高い屋根の形状。上部が切妻屋根の形、下部が寄棟屋根の形をしている。屋根裏の換気がしやすく、耐久性が高い。
片流れ屋根
1枚の大きな板が斜めについたような形状の屋根のこと。一方向にのみ傾斜が付いている。デッドスペースを減らせるため、狭小住宅でも人気がある。
乾式コンクリート瓦
「モニエル瓦」「乾式洋瓦」とも呼ばれる。セメントと砂利を主原料として作られた瓦のこと。ヨーロッパ発祥で色彩が豊富。
モニエル瓦、乾式洋瓦
乾式洋瓦
正式には「乾式コンクリート瓦」といい、「モニエル瓦」とも呼ばれる。セメントと砂利を主原料として作られた瓦のこと。ヨーロッパ発祥で色彩が豊富。
乾式コンクリート、モニエル瓦
切妻屋根(きりづまやね)
「切屋根(きりやね)」「真屋(まや)」とも呼ばれる。開いた本を伏せたような形の屋根のこと。家の中心線から二方向に屋根が落ちる形状で、もっとも一般的。
切屋根(きりやね)、真屋(まや)
切屋根(きりやね)
「切妻屋根(きりづまやね)」「真屋(まや)」とも呼ばれる。開いた本を伏せたような形の屋根のこと。家の中心線から二方向に屋根が落ちる形状で、もっとも一般的。
切妻屋根(きりづまやね)、真屋(まや)
下屋根(げやね)
「差し掛け屋根」「さしかね屋根」とも呼ばれる。1階が2階よりも広い場合、はみ出した部分の2階の外壁に接して設けられる片流れ屋根のこと。
差し掛け屋根、さしかね屋根
コロニアル屋根
厚さ5㎜ほどの薄い板を重ねた屋根。セメントと繊維質を素材とした屋根材で、軽量のため住宅への負担が軽減される。
スレート屋根
差し掛け屋根
「さしかね屋根」「下屋根(げやね)」とも呼ばれる。1階が2階よりも広い場合、はみ出した部分の2階の外壁に接して設けられる片流れ屋根のこと。
さしかね屋根、下屋根(げやね)
さしかね屋根
「差し掛け屋根」「下屋根(げやね)」とも呼ばれる。1階が2階よりも広い場合、はみ出した部分の2階の外壁に接して設けられる片流れ屋根のこと。
差し掛け屋根、下屋根(げやね)
スレート屋根
厚さ5㎜ほどの薄い板を重ねた屋根。セメントと繊維質を素材とした屋根材で、軽量のため住宅への負担が軽減される。
コロニアル屋根
セメント瓦
セメントと砂を主原料として作られた瓦のこと。高耐久塗料で塗装されており、耐用年数が長く、耐火性に優れる。
日本瓦
粘土を主原料に作られた焼き物の瓦のこと。そのまま焼いた”素焼き瓦”と、釉薬を塗って焼いた”釉薬瓦”がある。耐久性が非常に高い。
平屋根(ひらやね)
「フラット屋根」「陸屋根(ろくやね)」とも呼ばれる。傾斜のない平らな屋根のこと。屋上として活用できる。
「フラット屋根」、「陸屋根(ろくやね)」
フラット屋根
「平屋根(ひらやね)」「陸屋根(ろくやね)」とも呼ばれる。傾斜のない平らな屋根のこと。屋上として活用できる。
「平屋根(ひらやね)」、「陸屋根(ろくやね)」
方形屋根(ほうぎょうやね)
高さの低い四角錐の形をした屋根のこと。屋根の1か所を頂点として四方もしくは八方に同じ角度で傾斜している。社寺建築で使用されることが多い。
真屋(まや)
「切妻屋根(きりづまやね)」「切屋根(きりやね)」とも呼ばれる。開いた本を伏せたような形の屋根のこと。家の中心線から二方向に屋根が落ちる形状で、もっとも一般的。
切妻屋根(きりづまやね)、切屋根(きりやね)
モニエル瓦
正式には「乾式コンクリート瓦」といい、「乾式洋瓦」とも呼ばれる。セメントと砂利を主原料として作られた瓦のこと。ヨーロッパ発祥で色彩が豊富。
乾式コンクリート、乾式洋瓦
洋瓦
洋風の瓦全般を指す言葉。色や形状のバリエーションが豊富で耐久性も高い。素材は粘度・セメント・金属などが使われる。
寄棟屋根(よせむねやね)
屋根の頂上に「棟」があり、棟から四方に傾斜のある屋根のこと。一般住宅に多く用いられる。四方に軒があるため外壁の耐久性が高くなる。
陸屋根(ろくやね)
「平屋根(ひらやね)」「フラット屋根」とも呼ばれる。傾斜のない平らな屋根のこと。屋上として活用できる。
平屋根(ひらやね)、フラット屋根

欠陥

糸引き
吹付塗装時に起こる現象。スプレーガンから吹き出された塗料が微粒子状ではなく糸状に吹き出し、塗料の膜面に網目状の結晶ができる。
黄変
塗膜の色が黄みを帯びる現象。高温・高湿・暗所・直射日光などの環境下で発生しやすい。塗料内の硬化剤過多や乾燥条件の不備などによっても発生する。
オレンジピール
「ガン肌」「柚子肌」とも呼ばれる。表面がゆず皮のように凸凹になる。塗料が乾燥して塗膜になる過程で発生する。
ガン肌、柚子肌
ガン肌
「柚子肌」「オレンジピール」とも呼ばれる。表面がゆず皮のように凸凹になる。塗料が乾燥して塗膜になる過程で発生する。
柚子肌、オレンジピール
刷毛目
「刷毛筋」とも呼ばれる。塗料を塗った刷毛のスジが凸凹のまま残った状態。刷毛の選定や塗膜の粘度の問題が原因。
刷毛筋
刷毛筋
「刷毛目」とも呼ばれる。塗料を塗った刷毛のスジが凸凹のまま残った状態。刷毛の選定や塗膜の粘度の問題が原因。
刷毛目
ピンホール
塗装面にできる針で差したような小さな穴のこと。塗装工事の終了直後に発生する施工不良のひとつ。建物の劣化に繋がるため対処が必要。
ブリード
ひび割れの補修に使用したコーキング剤から可塑剤がにじみ出た状態のこと。ミミズ跡のようにグレーの汚れが浮き出てベタついている。
柚子肌
「ガン肌」「オレンジピール」とも呼ばれる。表面がゆず皮のように凸凹になる。塗料が乾燥して塗膜になる過程で発生する。
ガン肌、オレンジピール
ケントリファイン
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