鳩山町の外壁塗装の費用相場は？おすすめ業者もピックアップ！

外壁の塗り替えでできること

外壁塗装でできること

外壁塗装は「色を塗り替えるだけ」と考えがちですが、その他にも以下のような目的があります。

美観を回復

外観がキレイになると、「家をきちんと管理している」と判断されるため泥棒にも狙われにくくなり、防犯対策として効果があります。

①汚れを落としてキレイにする

外壁を塗り直すと、新築のような美しさがよみがえり、資産価値が保たれます。

②色を変えてリフォームする

外壁塗装前と色を変えると、今までとは違った印象の外観にリフォームできます。

外壁の性能を回復・強化

塗料はさまざまな機能で建物を守っています。それらの性能が落ちてくると、建物自体の耐久性が下がってしまいます。

①防水・耐水・防湿

外壁塗装は、家を1枚の大きな膜で覆うことと同じです。塗料の塗膜によって水分から建物を守り、雨漏りを防ぎます。

②耐久性

塗料を塗り直すことで下地を守り、建物自体の耐久性を上げます。

③防カビ（防コケ・防藻）

建物内部の腐食を防ぎ、カビの発生を抑制します。また、塗料自体が古くなると外壁にコケや藻が付くことがありますが、塗り直すとそれらも防げます。

④遮熱、断熱（機能付き塗料）

遮熱・断熱機能のある塗料を塗ると、紫外線の影響を受けにくい外壁になります。

⑤防汚（機能付き塗料）

外壁塗装で使われる塗料の多くは防汚機能が備わっています。これにより、美しい外観を長く維持できます。

⑥空気清浄（光触媒塗料）

光触媒塗料は静電気を帯びにくい性質があり、空気中の汚れやニオイ付着するのを防ぐ空気清浄機能があります。

外壁塗装にデメリットってある？やらないとどうなる？

外壁塗装によるデメリットには、以下の3点があります。

窓が開けられない

施工中は壁以外に塗料が付かないよう養生します。そのため、一時的に窓が開けられなくなりますが、現在では開閉可能な養生方法もあります。

外出や防犯に注意が必要

足場を組んで高所でも作業できるようにするため、外出時や夜間は普段よりもしっかり防犯対策を行う必要があります。

費用が掛かる

建物の大きさなどにもよりますが、外壁塗装には一般的に約100万円前後の費用が掛かります。

しかし、これらを避けるために外壁塗装をしないままでいると、より大きな弊害があります。

構造体が腐食する

塗料が劣化すると、防水機能などがなくなり建物自体を支える構造体が腐食します。放っておくと建物が倒壊する危険性があります。

地震に弱くなる

湿気を含んだ柔らかい木材は、シロアリの大好物。建物を支える木材はシロアリに食べられてスカスカになってしまい、地震に弱い建物になってしまいます。

断熱材が湿ってしまう

外壁からの雨漏りや湿気などで断熱材が湿ってしまいます。断熱材は1度湿ってしまうと乾いても断熱効果は発揮されないため、断熱材の意味がなくなってしまいます。

これらのことから建物全体の耐力がなくなり、大規模修繕が必要な状態を招いてしまいます。
定期的に外壁塗装を行い、建物を大きな被害から守ることが重要です。
また、同時に塗装以外の補修や屋根塗装が必要かどうかも一緒に点検しましょう。

外壁塗装でできないこと

一方、外壁の塗り替えではできないこともあります。

• 建物自体の防水
• 雨漏りの修繕
• ひび割れ、亀裂の修繕

雨漏りやひび割れは、塗り替えで直ることはありません。「塗り替えをすれば建物が丈夫になりますよ」「雨漏りが止まりますよ」などといってくる業者には注意が必要です。

優良塗装業者であれば、事前に雨漏りやひび割れなどの不具合を見つけたり、今後不具合を起こしそうなところを見極める建物の診断を行います。これらの補修工事を含めた見積りを提案し、塗装前に補修工事を行うのが基本です。

「外壁塗装は10年ごとに」といわれますが、「外壁塗装でできること、できないこと」を理解すれば単なる色の塗り替えにならず、住まいを長持ちさせる塗り替えができます。