外壁塗装の際妊婦さんが気をつけることについて詳しく解説しています。
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  3. 外壁塗装、妊婦さんは大丈夫?アレルギー・喘息・ペット・子供に配慮すべきこと

妊婦さんがいる家で外壁塗装はOK?ペットは?喘息持ちの子供は大丈夫?

妊婦さんやアレルギー、喘息を持っている方がいるご家庭では、外壁塗装で影響がないか気になると思います。

このページでは、塗料選びのポイントと工事期間中の対策について解説します。

また外壁塗装工事の際に、子どもやペットがいるご家庭で注意すべき点についてまとめました。

外壁塗装は妊婦さんに配慮を!注意したいこととは

外壁塗装は妊婦さんに配慮を!注意したいこととは

妊娠中は体調が不安定になりやすく、通常時は我慢できる臭いに対しても敏感になる傾向があります。

外壁塗装で使われる塗料には、油性塗料と水性塗料の2種類があります。水性塗料は水を使用して塗料を薄めますが、油性塗料はシンナー(有機溶剤)を使って薄めるため、強い臭いが発生します。

シンナー(有機溶剤)は、妊婦さんやお腹にいる赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるので注意する必要があります。

対策

①施工業者に妊婦がいることを伝えておく
②工事期間中は別の場所で過ごす
工事期間中は実家で過ごしたり、ホテルやウィークリーマンションなどで過ごしたりするなど、現場から離れることが一番安心できる対策です。
③水性塗料で塗装をお願いする
できるだけ影響の少ない水性塗料の使用をお願いしましょう。ただし、水性塗料を使ったとしても妊娠中の影響はゼロとはいえないので、工事期間中はマスクを着用するなどの対策を忘れずに行ってください。
④マスクを着用する
安価なマスクも販売されていますが、できればホームセンターなどで売られている高性能防毒マスク(1,000〜5,000円程度)を使用しましょう。
⑤洗濯物を外に干さない
工事期間中は、浴室乾燥機の使用や室内干し、あるいはコインラインドリーを利  用するなどして対応しましょう。

外壁塗装でアレルギー!?知っておきたい塗装とアレルギーの関係

外壁塗装でアレルギー!?知っておきたい塗装とアレルギーの関係

アレルギーは、体内に病原体が侵入してきた時に、これらを退治するための免疫が過剰に反応している状態です。

外壁塗装工事でアレルギーの原因となるのは、油性塗料のシンナーに含有される有害物質です。

外壁塗装でアレルギー反応を出さないための対策を紹介します。

対策

①F☆☆☆☆(エフフォースター)の塗料を選ぶ
F☆☆☆☆(エフフォースター)は、シックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドの発散量が少ない塗料です。
②マスクを着用する
臭いでアレルギー反応が出てしまう方は、防毒マスクの着用をおすすめします。
ただし、24時間着用するのは現実的ではないので、重度のアレルギーをお持ちの方はむずかしいかもしれません。
③工事期間中は別の場所で過ごす
マスクの着用や換気で防げる方は必要ないですが、「ちょっとしたことでもアレルギー症状が出る」「重度のアレルギーを持っている」という方は、ホテルや実家などで過ごすことも検討しましょう。

外壁塗装で喘息持ちの方に配慮したいこととは

外壁塗装で喘息持ちの方に配慮したいこととは

アレルギーの中でも喘息をお持ちの方は、外壁塗装の塗料が悪影響を及ぼさないか心配されると思います。

外壁塗装で使われる塗料には「油性塗料」と「水性塗料」があります。喘息などアレルギー症状をお持ちの方は、強い刺激臭のある油性塗料ではなく、比較的安全な水性塗料の使用をおすすめします。

しかし比較的安全とはいっても、あくまでも健康な方に対して害が少ないというだけで、喘息をお持ちの方も安全というわけではありません。

喘息をお持ちの場合は、水性塗料を使用した上で次のような最善の対策をとりましょう。

対策

①F☆☆☆☆(エフフォースター)塗料を選ぶ
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドの含有量が最も少ない塗料です。シックハウス症候群を発生させないのではなく、シックハウス症候群のリスクを軽減させる塗料であることに注意しましょう。
②VOCフリー塗料を選ぶ
VOCフリー塗料は、揮発性有機化合物(VOC:Volatile Organic Compounds)が含まれていない塗料です。
新しい塗料なので、選択肢が少ないことがデメリットです。またフリーの表記は、含有量が0.01%(100ppm)未満なので、全く含まれていないわけではありません。
③工事期間中は別の場所で過ごす
やはり一番安心なのは、塗料を使う場所にいないことです。ホテルや実家などで過ごすことを検討しましょう。

外壁塗装、ペットのことも考えて!知らないとこわい注意点まとめ

外壁塗装、ペットのことも考えて!知らないとこわい注意点まとめ

一戸建てでペットを飼われているお宅は多いと思いますが、外壁塗装時は人間と同様、ペットにも影響が出る場合があります。

こちらでは、ペットについて外壁塗装中に起こりうることとその対策について紹介します。

外壁塗装中に起こりうること

①施工中の人や車の出入り
対策 作業員など知らない人が自分のテリトリーに入ることはほとんどのペットにとって強いストレスになります。また車の出入りで思わぬ事故にあうことも。室外で飼われている場合は工事前にケージや小屋の置き場所を考える、施工期間中だけ室内に移動するなど対処する。
②作業中の騒音
対策 特に足場の設置時と解体時の音や、高圧洗浄作業時は意外と大きな音が出るため、強いストレスになることが多い。作業場所から離れているところに移動させる方が安心。
③足場が遊び場になる
ネコを飼っている場合に多いのですが、足場を遊び場にしてしまうとネコも職人さんも落下などの危険があります。 対策 施工期間中はできるだけ屋外に出さないようにする
④塗料に触れてしまう
対策 塗料を舐めたり触れたりしないよう塗料の缶などに近づけないようにする、塗装したての外壁に触れてしまう可能性もあるので、作業中の場所には近寄らせないようにする

外壁塗装、子供がいる家庭は注意して。気を付けたい塗料選び

外壁塗装、子供がいる家庭は注意して。気を付けたい塗料選び

工事期間中に子どもが外で遊びまわると危険が伴います。外壁塗装を決めたら、事前に小さい子どもがいることを施工業者に伝えましょう。

歩き始めたばかりの子どもや、言葉が理解できない年齢の子どもがいる場合は、子どもから目を離さないように注意してください。

話して理解できる年齢の子どもには、

  • 作業場は工具や塗料があり、大変危険であること
  • 施工期間中は外で遊ばないこと

をしっかり言い聞かせてください。その上で、子どもの年齢によって目を離さないように注意しましょう。

また赤ちゃんや小さい子ども、アレルギーを持っている子どもの場合は、

  • 水性塗料を選ぶ
  • VOCフリー塗料や低VOC塗料を選ぶ

などの対策を取りましょう。

ケントリファイン

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