外壁塗装でリフォームローンを利用したい!
外壁塗装費用の支払い方法

外壁の塗り替えを行うには、数十万〜100万円以上と、それなりにまとまった金額が必要になります。支払い方法としては、
- 現金でまとめて一括払い
- 銀行口座に一括振り込み
- クレジットカード払い
- リフォームローン
といったいくつかの方法がありますが、住宅の修繕費用として積み立てていた場合や、切り崩せる貯金がある場合はさておき、突然外壁塗装の必要が出て来た場合には①や②は困難な場合もあるでしょう。しかし資金繰りが難しいからと言って後回しにしてしまうと、さらなる高額な資金を要する大規模な修繕が必要になってしまうこともあります。
そんな時におすすめなのがリフォームローンです。ただし、住宅ローンやマイカーローンなどほかのローンの支払いを行っている場合は二重払いが可能かどうか、そして10年前後で次の塗り替えが来ることも視野に入れた返済計画を立てなければならない、ということを覚えておかなければなりません。
リフォームローンの申し込み先

リフォームローンを利用する場合、申し込み先の選択肢は以下のようにいくつかあります。
- ①住宅ローンを申し込んだのと同じ金融機関
- 住宅ローンの返済がまだ続いている場合はこれがおすすめです。比較的低金利のリフォームローンを紹介してもらえたり、あるいはリフォームローンと住宅ローン一体型のローンに借り換えることができたりすることもあります。また、すでに住宅ローンを完済している場合でも、一度審査に通っているという実績があるので、申し込みがしやすいというメリットもあります。
- ②住宅ローンを申し込んだのとは別の金融機関
- ①でリフォームローンの審査に落ちてしまった場合や、①の金融機関がリフォームローンを実施していない場合などは、別の金融機関に申し込むことになります。しかし住宅ローンの返済途中であれば特に、同じ金融機関でまとめて借りてしまうのが金利の面でも理想的です。②を選ぶ場合には、新しい金融機関で住宅ローンの借り換えを行い、一体型に変更するのがおすすめです。
- ③外壁塗装業者が提携しているクレジット会社
- 塗装を依頼した業者が提携しているクレジット会社があるなら、その業者を通じてクレジット会社でリフォームローンを組むという手段もあります。この場合、業者を通じて申し込み手続きを行うことができるため、別途金融機関に出向く必要がないというメリットがあります。しかしやはり①や②と比べると金利は比較的高くなります。
リフォームローンの担保と金利

ローンを組む際には、担保や金利についていくつかの選択をしなければなりません。まず担保についてですが、金融機関によっては無担保型のリフォームローンを取り扱っているところもあります。こちらは担保なしで借りられる手軽さがある反面、審査が厳しくなる、有担保型よりも金利が高く設定されているなどのデメリットがあります。一方、有担保型のローンは金利が低く設定されているものの、抵当権設定費用がかかるため、どちらが総額で特になるかは借入額の大きさによります。
金利については、住宅ローンと同じく固定金利タイプと変動金利タイプがあります。どちらを選ぶべきかについては、金利が安いうちに完済できるようならば変動金利を選ぶなど、収入や経済状況に応じて返済スケジュールを立ててみて考えるといいでしょう。
埼玉県のリフォーム助成金

外壁塗装がリフォーム助成制度の対象になることもあります。埼玉県で外壁塗装にも利用可能な助成金をご紹介しましょう。
- 川越市「川越市住宅改修補助金」
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- 助成対象費:住宅改修工事費
- 改修費用上限:20万円
- 補助額上限:8万円
- 金額の算出方法:改修工事費用(税抜)の5%
- 地元業者の利用の義務:あり
- 川口市「川口市住宅改修資金助成金
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- 助成対象費:住宅改修工事費
- 改修費用上限:20万円(消費税を除く)
- 補助額上限:10万円
- 金額の算出方法:5%
- 地元業者の利用の義務:あり
- 秩父市「住宅リフォーム等資金助成事業」
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- 助成対象費:住宅改修工事費
- 改修費用上限:20万円(消費税を除く)
- 補助額上限:15万円
- 金額の算出方法:10%
- 地元業者の利用の義務:あり
- 所沢市「所沢市住宅リフォーム資金補助金」
-
- 助成対象費:住宅改修工事費
- 改修費用上限:20万円(消費税を除く)
- 補助額上限:10万円
- 金額の算出方法:5%
- 地元業者の利用の義務:あり
- 飯能市「飯能市住宅リフォーム事業」
-
- 助成対象費:住宅リフォーム工事費
- 改修費用上限:20万円(消費税を除く)
- 補助額上限:10万円
- 金額の算出方法:5%
- 地元業者の利用の義務:あり
- 加須市「加須市住宅改修等資金助成制度」
-
- 助成対象費:住宅改修工事費
- 改修費用上限:20万円以上(消費税を除く)
- 補助額上限:5万円
- 金額の算出方法:工事費用の5%
- 地元業者の利用の義務:あり
地域が限定されますが、該当する場合は一度市区町村の役所に相談に行ってみるといいでしょう。各役所の産業振興課や住宅政策課、商工課、建築課、産業雇用課などに問い合わせてみてください。
