建物は外壁の色でイメージが激変!
色による効果、ポイントも紹介
外壁は面積が広いため、その色が建物の外観に大きな影響を与えます。
ここでは、外壁塗装の色別に与えるイメージと効果を詳しくご紹介します。その色を使う時に気になるポイントもまとめましたので、外壁塗装を検討する際はぜひ参考にしてください。
白
色味が控えめで主張しすぎない「白」は単色で使用することもあれば、他の色と組み合わせて使われることもあります。
ツートンカラーやポイント使いなど、組み合わせ方次第で「オシャレ」「かわいらしい」「クール」といったさまざまなイメージを演出できます。
- 与えるイメージ
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白い外壁の建物は、とても明るく開放感があります。
また、清潔感や新しさを感じさせるため、外壁塗装でも人気の色です。
- カラーによる効果
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白は光の反射率が高く、暗い色よりも外壁の温度上昇を抑えられます。
さらに、実際よりも大きく見せる「膨張色」のため、建物自体を大きく見せて広がりを感じさせます。
- 気になるポイント
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「白」と一口に言ってもさまざまな種類があります。
他の色を全く加えない「オフホワイト」は、経年劣化による色あせが目立ちにくい反面、砂埃や雨だれなどの汚れが目立ちやすく、こまめな洗浄が必要です。
また太陽光を反射する白は、人によっては眩しさを感じてしまうこともあります。「白い壁に反射した太陽光が隣家の窓から差し込む」事例もあり、近隣の建物との距離を考える必要があります。
クリーム/アイボリー
シンプルで周囲の建物と調和しやすく、砂埃などの汚れが目立ちにくいため、とても人気があります。
和風住宅・和モダン住宅や、濃色とのツートンカラーで使用されることも多いです。
- 与えるイメージ
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白に近いクリームやアイボリーは、明るく清潔感のある建物をイメージさせます。
ナチュラルな色合いが周囲に溶け込み、優しい印象を与えます。
- カラーによる効果
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明るい色のため、白同様「膨張色」としての効果が期待でき、「温かみのある大きな家」を印象付けることができます。
人影が目立ちやすく、空き巣にも狙われにくいです。
- 気になるポイント
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ナチュラルな印象で汚れが目立ちにくく、周囲とも馴染みやすいクリームやアイボリーですが、人気が高いため、周囲の建物も同じような色で塗装されていることが多いです。そのため、独自性を出しにくいという点もあります。
屋根や付帯部の色、ツートンカラーなどを検討するのもおすすめです。
ベージュ
クリーム/アイボリー同様、汚れが目立ちにくく人気のある色です。土・砂系の汚れが目立ちにくいため、畑などが近くにある立地の場合は特におすすめです。
どんな屋根のデザインとも相性が良く、屋根と外壁で一体感のある建物に仕上がります。
- 与えるイメージ
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周囲との調和性が高く、落ち着いた親しみやすい印象を与えます。
ベージュはナチュラルで柔らかいイメージを持ち、建物全体に優しい印象を与えます。
- カラーによる効果
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汚れや色あせが目立ちにくい色です。特に明るめのライトベージュは、色あせがより目立ちにくくなります。
明るい色で空き巣が壁と同化しにくく、狙われにくい色でもあります。
- 気になるポイント
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周囲と調和する落ち着いた印象のベージュは、クリーム/アイボリー同様、周囲の景観に埋もれてしまう可能性があります。
個性を出したい場合には、ベージュ1色ではなく、他色とのツートンカラーやデザイン性を持たせることをおすすめします。
また、ベージュは人気色のため種類が多く、発注時に間違えられてしまうことがあります。見積書などでメーカーと製造番号をしっかり確認し、自分が希望した色で間違いないかチェックしましょう。
ブラウン
レンガをイメージさせるブラウンは、ベージュ同様汚れが目立ちにくい色です。赤土や排気ガスの汚れの色と同化しやすく、幹線道路沿いなどの立地では特におすすめです。
落ち着いた色のため周囲との親和性も高く、レンガや木目調などで個性を主張しながら調和する建物にできます。
- 与えるイメージ
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アースカラーのブラウンは、土をイメージさせる素朴さと大自然の温もりを感じさせます。
木目調やレンガなども同じ印象を与えることができ、大人っぽい高級感のある建物という印象を与えられます。
- カラーによる効果
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ブラウンは、虫が寄り付きにくい色と言われています。虫は植物と似た色や紫外線を反射しやすい色に集まる傾向があるからです。
ブラウンと一口に言っても濃淡で印象が異なり、同系色のツートンカラーもオシャレに仕上がります。
- 気になるポイント
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濃いブラウンは汚れが目立ちにくい色であるものの、色あせが目立ちます。
また、空き巣が同化しやすく狙われやすい色でもあるため、防犯対策をしっかり行いましょう。
グレー
汚れが目立ちにくい万能カラーとして、外壁塗装でも非常に人気のある色です。
汚れの種類を問わず目立ちにくく、周囲の建物と調和しながらも濃淡によってデザイン性の高い外壁に仕上げることが可能です。
- 与えるイメージ
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スタイリッシュでモダンなイメージのグレーは、冷たい印象を与えることもあります。柔らかい印象に仕上げるには、色が薄めのライトグレーの使用や、温かみのあるベージュなどとのツートンカラーにすることなどをおすすめします。
また、色の明度によって印象が変わりやすいのもグレーの特徴です。
明るいライトグレーは軽やかで若々しい印象を与え、濃いダークグレーは落ち着きのある重厚感を感じさせます。
- カラーによる効果
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グレーは色あせが目立ちにくく、虫が寄り付きにくい色のため美観を長く保てます。
また、曇り空と同色であり、明度に関わらず周辺の景観との親和性が高いです。
- 気になるポイント
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グレーは一般的に万能カラーですが、ライトグレーは汚れが目立ちやすく、ダークグレーは補修跡や鳥のフンなどが目立ちやすいでしょう。
また色が濃くなるほど熱を蓄えやすく、塗料の遮熱性が下がり熱くなります。
外壁全面をダークグレーにすると空き巣にも狙われやすく、重い印象を与えるリスクもあります。ツートンカラーや他色をポイント使いで使用することなども検討しましょう。
黒
黒い外壁は、都会的で洗練された印象を与えます。ただし、一般住宅では全面を真っ黒にすると重苦しい印象にもつながるため、他色とのツートンカラーや付帯部を明るい色にするケースが多いです。
また、景観法に基づく「景観条例」によって外壁を黒にすることが認められていない地域もあります。事前に必ず確認しましょう。
- 与えるイメージ
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重厚感があり洗練されたイメージを与える黒は、住宅だけでなく店舗でも多く採用されています。
シックで高級感があり、都会的なイメージを与え、ハイセンスでデザイン性の高い建物に見えます。
- カラーによる効果
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黒は紫外線による色素の分解が少なく、色あせに強いです。ただし、光沢のある黒を選ぶと、光沢が落ちるとともに一気に色あせしやすくなるため、注意が必要です。
蓄熱性が高く、外壁材に金属系サイディングを選んだ場合、真夏は火傷するほどの熱さになることがあります。
- 気になるポイント
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「黒」という色に対してネガティブな印象を持つ人もいます。近隣住民に事前に外壁を黒にする予定であると伝えておくと、後々のトラブルを未然に防げます。
夜間に黒い外壁は目立ちにくく、空き巣のリスクが高まる可能性があります。
水色
海外のコテージのような、爽やかでオシャレな建物に仕上がる色です。アパートなど、さまざまな人が住む場所でも多く採用されています。
付帯部の色を濃い色に変えてアクセントにすると、引き締まった印象になります。
- 与えるイメージ
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爽やかで涼しげなイメージの建物になります。一方でかわいらしさもあり、性別問わず若い方に人気があります。
明るさと軽快さを表現でき、若々しい印象を与えます。
- カラーによる効果
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空や水を連想させる色で、虫が集まりやすい傾向があります。明るい色で人影が目立つため、空き巣のリスクが減少します。
薄い水色やパステル系の水色は、色あせが目立ちにくいです。
- 気になるポイント
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海外の住宅でも人気の水色ですが、明るすぎると周囲の建物から浮いてしまう可能性があります。
色の明度によって「爽やか」「上品」などイメージを使い分けることができるため、周囲の環境を確認しながら色味を決めることをおすすめします。
青
原色の青からブルーグレーまで、色味のバリエーションが豊富な色です。
単色で使われる事もありますが、付帯部を異なる色にしたり、ツートンカラーにしたりと遊び心のあるデザインを楽しめます。
- 与えるイメージ
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海をイメージさせ、爽やかでスポーティな印象を与えます。
グレーの色味が強いブルーグレーならば落ち着いた印象に、濃いネイビーであれば都会的なイメージになります。
濃い色を選んでも重くなりすぎないのが青色の特徴です。
- カラーによる効果
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青は空や海などを連想させ、広がりのあるイメージを持つため、収縮色でありながら建物を大きく見せる効果があります。
紫外線を反射するため色あせしにくいですが、経年劣化によって色があせてくるととても目立ちます。
- 気になるポイント
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明るい空の下ではスタイリッシュな青は、暗くなると闇に紛れやすく、特にネイビーなど濃い色は空き巣に狙われやすいです。
また、艶が出すぎることがあるため、艶あり塗料を使用する際は、艶の出具合について業者としっかり相談することをおすすめします。
艶について詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装の塗料、艶ありと艶なし、どっちがいいの?薄いグリーン
自然の草花と相性の良い薄いグリーンは、庭でガーデニングを楽しむ方やナチュラルな印象を持たせたい方に人気があります。
茶色との相性も良いため、ウッドデッキがあったり、レンガのポイント使いを外壁に施したりする場合におすすめです。
- 与えるイメージ
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草原などをイメージさせる薄いグリーンの外壁は、「リラックスできる建物」という印象を与えます。
癒しを与える色なので、病院など緊張しがちな施設の外壁に取り入れられることも多いです。
- カラーによる効果
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藻やコケによる汚れが目立ちにくい色のため、水辺や風が通りにくい密集した地域の建物におすすめです。
目に優しい薄いグリーンは、周囲の環境をリラックスさせる効果があります。
- 気になるポイント
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草花と同系色のため、虫が集まりやすい色です。
また、近隣がベージュ系の外壁の建物ばかりだった場合、周囲から浮いてしまうことも考えられます。
濃いグリーン
ガーデニングや庭造りが趣味の方に人気の色です。自然をイメージさせるため、庭の草花も美しく映え、山や森の近くでは周囲の景観と調和します。
同じアースカラーである茶色との相性も良く、薄いグリーン同様ウッドデッキなどの木部とも調和します。
- 与えるイメージ
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スタイリッシュな印象を与える色です。アースカラーでもあるため、都会的であると同時にアウトドアもイメージさせます。
同じグリーンでも薄いグリーンとは異なり、濃いグリーンは重厚感や格式の高さを印象付けます。
- カラーによる効果
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リラックス効果のあるグリーンの外壁は、見る人に穏やかな気持ちを与えます。
明度によって大きくイメージが変わる色で、選ぶ明るさによって個性的な外壁にすることが可能です。
- 気になるポイント
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草木と似た色のため虫が集まりやすく、暗くなると闇に紛れやすいため空き巣にも狙われやすいでしょう。
また、緑色は太陽光の影響で経年劣化による色あせが目立ちやすいです。
密集した住宅街の場合、近隣の外壁色によっては周囲から浮いてしまうこともあります。
薄い黄色
アイボリーやベージュと同系色の薄い黄色は、外壁塗装で人気のある色です。
レンガやタイルなど、ワンポイントを入れたデザイン外壁にもとてもよくマッチします。
- 与えるイメージ
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かわいらしく明るいイメージの薄い黄色は、アイボリーやベージュよりも若々しい印象を与えます。
原色ではないため悪目立ちせず、近隣住宅の外壁色を問わず調和しやすいです。
- カラーによる効果
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薄い黄色は膨張色のため、建物を大きく見せることができます。
紫外線を比較的吸収しやすいものの、色あせは目立ちにくいです。
- 気になるポイント
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薄い色合いで空き巣には狙われにくいでしょう。草花にある色のため、虫は集まりやすいです。
薄い黄色は小さなカラーサンプルで見たときと実際の外壁塗装後で色合いが異なることがあります。A4サイズ程度の大きなサンプルで確認することをおすすめします。
濃い黄色
原色に近い濃い黄色は、海外の建物のような個性的な印象の外壁になります。白や茶色との相性が良く、レンガや木目調をアクセントに使用するケースも多いです。
とても目立つ色のため、郵便の配達がしやすく、視認性も高いです。
- 与えるイメージ
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太陽をイメージさせる黄色は、明るさや快活さを建物にも印象付けます。
元気で若々しい印象の建物になり、同時に温かさも感じさせます。
- カラーによる効果
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ビビッドな黄色は、コケや藻など緑系の汚れが目立ちやすい色です。自然界に多い色のため、虫も集まりやすいです。
明るい色で空き巣には狙われにくいですが、色あせが目立ちやすく、劣化したままの状態で放置していると防犯上のリスクが高まります。
- 気になるポイント
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濃い黄色はとても強く個性を主張する外壁になります。そのため、周囲との調和が難しいことも多いです。
個性的故に悪目立ちしてしまう可能性があるため、周囲の環境に合わせて色味を抑えたり、ツートンカラーにしたりするなど、調整が必要です。
オレンジ
濃いオレンジ色は個性的で周りから浮いてしまう可能性がありますが、薄めのオレンジは明るさを保ちながらも優しい印象を与え、周囲の景観とうまく調和させつつオリジナル感を出すことが可能です。
- 与えるイメージ
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明るく個性的で元気な印象の建物になります。
オレンジ色は明度によって大きく印象が変わる色のため、原色に近い濃いオレンジではなく、ベージュやアイボリーに近い薄めのオレンジ色にすると、周囲と調和しつつ前向きなイメージを保持できます。
- カラーによる効果
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ツートンカラーの配色が映えやすく、薄い色でも濃い色でも相性が良いです。
濃い黄色同様、コケや藻など緑系の汚れが目立ちやすい色です。さらに、色が濃くなるほど色あせが目立ちやすくなるため、定期的なメンテナンスが必要です。
- 気になるポイント
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オレンジ色は、面積効果が起きやすい色です。小さな色見本と実際に外壁に塗った時の印象が大きく異なることがあるため、必ずA4程度の大きさのサンプルで色の確認をしましょう。
面積効果について詳しくはこちらをご覧ください。
外壁塗装、イメージしたカラーと違う?!知っておきたい「面積効果」と「同時対比」ピンク
デザインにこだわりたい方に人気の色です。付帯部や屋根などの差し色によって、まるで童話から出てきたようなメルヘンな印象にも、都会的でスタイリッシュな印象の建物にもなります。
- 与えるイメージ
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明度によってイメージが変わりますが、優しく温かな印象を与える色です。
薄いピンクは周囲と調和しやすく、鮮やかな濃いピンクやオレンジに近いコーラルピンクは、差し色に使うと個性的な建物になります。
- カラーによる効果
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濃いピンクは色あせが目立ちやすいデメリットがある反面、一般的にピンク色は虫が集まりにくく、建物自体が目立つため空き巣にも狙われにくいメリットもあります。
薄いピンクは膨張色のため、家に広がりを感じさせます。ツートンカラーや異素材との組み合わせの相性は抜群です。
目立つ色のため見つけやすく、郵便物の誤配も少ないと言えます。
- 気になるポイント
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ピンク色は、一部の地域では景観条例により規制されることがあります。また、長く住む家の場合、住人の好みが変わることも考慮に入れる必要があります。
赤
個性的で目を引く赤色の外壁は、ヨーロッパ風の建物を連想させます。
原色の鮮やかな赤や紫色に近いワインレッドなど、色味の幅は大きいですが、赤の要素が入っている色は一様にインパクトのある外観に仕上がります。
- 与えるイメージ
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赤い外壁は、オシャレな印象を与えます。同時に革新性や個性を感じさせるため、強く印象に残る建物になります。
ポイント使いで赤を使用したり、暗めの赤にしたり、レンガと組み合わせたりすると、周囲と調和を図りつつオシャレに仕上がります。
- カラーによる効果
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周囲の建物がベージュやアイボリー、薄いグレーなど落ち着いたトーンの外壁ばかりの場合、赤い外壁は目印にされやすいでしょう。
郵便物の誤配も減らせると考えられます。
緑の反対色のため、暗めの赤を選ぶと山や森など緑の多い景観とも調和しやすくなります。
- 気になるポイント
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目立つ色のため店舗などに採用されやすく、住宅街の中で1件だけ赤い外壁の建物があると「何かのお店かな?」と勘違いされてしまうこともあります。
また、色あせが目立ちやすく、こまめにメンテナンスを行わないと空き巣にも狙われやすい家になってしまいます。
紫
パステル系の薄い紫色はラベンダー色とも表現でき、個性的でありながら上品な仕上がりにすることが可能です。
濃い紫色の外壁は日本ではあまり見られることがなく、悪目立ちするリスクがあります。
- 与えるイメージ
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濃い紫色は神秘的なイメージを与え、薄い紫色は上品でモダンな印象の建物になります。
白やアイボリーなど薄い他色とのツートンカラーにすると、爽やかなイメージに仕上がります。
- カラーによる効果
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紫色は色味によって面積効果が大きく出てしまう色です。必ずA4サイズ以上の色見本を見て選びましょう。
また、中間色のため付帯部などに明るい色を使うと爽やかな印象に、暗い色を使うと洗練されたデザインになります。
- 気になるポイント
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紫色は日本ではあまり多くない外壁色のため、薄い色にしても周囲から浮いてしまう可能性があります。
周辺環境を確認し、慎重に色選びを行いましょう。
赤に近い紫は色あせしやすく、青に近い紫は色あせしにくいです。メンテナンス頻度も検討材料のひとつに入れることが大切です。
まとめ表
イメージ | 汚れが目立ちにくい | 色あせしにくい | 周囲と調和しやすい | 虫が集まりにくい | 防犯効果あり | |
---|---|---|---|---|---|---|
白 |
|
甲虫・コバエ・ガ |
||||
クリーム アイボリー |
|
|||||
ベージュ |
|
|||||
ブラウン |
|
|||||
グレー |
|
|||||
黒 |
|
蚊・ハチ |
||||
水色 |
|
|||||
青 |
|
明るい青 |
||||
紺 |
||||||
薄いグリーン |
|
|||||
濃いグリーン |
|
|||||
薄い黄色 |
|
|||||
濃い黄色 |
|
蝶・ハチ |
||||
オレンジ |
|
|||||
ピンク |
|
|||||
赤 |
|
|||||
紫 |
|
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